★「スケルトン・インフィル住宅(SI住宅)」のおすすめ???
◆スケルトン・インフィル住宅ってなんでしょう?
舌をかみそうな難しそうなフレーズですね?
「スケルトン」とは昔の外国のアニメに出てきたスケルトンダンスなんて
イメージがあると思いますが骸骨そのものです。
「スケルトン」とは建築界では建物の「構造体」のことをいいます。
「インフィル」とは住戸内の「内装・設備」等のことです。
建物のスケルトン(柱・梁・床等の構造くたい躯体)とインフィル
(住戸内の内装・設備等)とを分離した工法による共同住宅のことを
指しています。
スケルトン「構造体」は長期間の耐久性を重視し、インフィル部分(内装・設備)
は住む人の多様なニーズに応えて自由に変えられる可変性を重視して造られる
ものです。
平成14年12月に国土交通省が、世代を超え利用可能な「100年住宅」の
普及をめざして、その主要方策の一つとしての「SI住宅」の開発・普及に取り
組むことを政策として発表しました。
現総理大臣の福田康夫が先日提唱した「200年住宅ビジョン」もスケルトン・
インフィル住宅にあたるようです。
◆設備や間取りなど、内側は将来的な変更が容易にできるため、入居時にも
入居後もライフスタイルの変化(重要な利点)などに併せて変更することができる
利点があります。
スケルトン状態の住戸は「居宅(未内装)」として登記可能である。
また、マンションの基幹配管を外配管にすることにより、配管の耐久年数
(通常30年程度)にあわせて大規模修繕、または建て替えを行うマンションが
多いがその配管腐食による修繕リスクをマンション本体から分離して考えること
が出来る利点があります。
建物をあらかじめ将来の内部の間取り変更やリフォームがしやすいように構造、
設備などを考え設計された建物をスケルトン・インフィルといいます。
スケルトン(構造体)とインフィル(内装・設備)を分離して考えることにより耐震性、
耐久性のある構造体を保持しつつ、室内を作り変え何世代にも渡って建物を
使うことができるという考え方になります。
スケルトン・インフィル住宅の定義はおよそ次のようなものとされます。
・スケルトン(構造体)の耐震性が高い
・建物が長持ちして価値が低下しない
・空間にゆとりがある
・空間が整形で室内に柱型や梁型がでない
・多様な間取りが可能である(自由度が高い)
・将来のリフォームが容易である
・設備配管のメンテナンスが容易である。
◆スケルトン・インフィルの優れた特徴とは何?
スケルトン・インフィルのマンションであれば、給排水・ガス・電気などの
パイプや配線は脇に避けてまとめて通すことも可能ですので、コンクリート
欠損の心配が少なくなります。
設備の位置変更・取り換えが容易になることはもちろん、床にも段差が出ない。
「バリアフリー対応」が可能となります。
コンクリート躯体に関しても長持ちするコンクリートを使ったり、外側に断熱材を
はる「外断熱工法」で躯体を守ったりと長持ちする工夫をすることができます。
ライフスタイルの変更に伴う大掛かりな間取り変更をしやすく、住まいの「可変性」が高くなります。
スケルトン・インフィル仕様であることは建物が長持ちして価値が低下しないため
「資産価値が上がる」ことにつながります。
また、寿命がきた排水管を取り替えるときに、もし排水管が各住戸専有部の
パイプスペース内を通っていると、隣住戸との許可をえることも困難、工事も大変、
各住戸の排水管を囲う間仕切り壁を壊し、排水管を交換することになります。
結局建て替えた方が安くすむと判断されることになります。
スケルトン・インフィルでは原則として上下階の住戸で共用している排水管は、
外廊下、バルコニー、外庭などの「共用部」に設けるため、住戸内に入らず工事
ができ、修理や交換がしやすくなります。
もともとスケルトン・インフィルの考えは「建物の長持ち」を目指していること
から寿命が短い設備配管と寿命が長い躯体部分を分離することで、設備や配管を
適宜に交換しながら「長いサイクル」で住むことのできる「耐久性」のある
マンションや建物となるのです。
スケルトン・インフィル仕様であれば、購入者にとって設計に自由がきき短い
サイクルで建て替えなくて済むため環境にも優しく、資産としての価値も上がり
これからのマンションの在り方として注目されています。
一時人気の定期借地権付きマンションは欠陥が露呈しておりスケルトン・インフィル
住宅が進めばいまのマンション不況を脱する大きな転換点にもなり建築業界の
景気対策にもなるでしょう。
又、購入者にとってみれば内装や間取りに自由度がきき住みやすい資産価値の
高い住まいになると思います。
「SI住居」早く普及することを望まずにいられません。
もっと親しみやすい・わかりやすい名前になるといいですね!?
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(有)住まい相談社 佐藤 任弘(タカヒロ)
電話 03-5329-2103
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